「ザ・マペッツ」
さいこう。
昔の人形劇キャラクターたちが、当時の自分たちの劇場を取り戻すためにもう一度ショーをやろう!というストーリー。マペッツのキャラクターってカエルのカーミットくらいしか知らなかったのだけど、どっかでみたことあるやつらがてんこ盛りで大変たのしい。
だいたいそもそも、なんで人間の役者と人形が一緒にいるのか?→「それはそういうもんなんです」という力強さが頼もしい。物語をいかに省略し、デフォルメするかということにすごく魅力を感じるようになったので、これでもかと投入されるメタ要素、メタ発言にひたすら笑っていました。
ジャック・ブラック、ウーピー・ゴールドバーグなんかが贅沢に本人役で登場。「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープのアシをしてたアン・ハサウェイじゃないほうの人がヴォーグの受付役で出たりと、パロディの宝石箱や。「人間劇」と「人形劇」を両方やってるのに、最後まで軸がぶれないとこも素晴らしい。